これも現在でも通用する内容のメモだったので、
自分のローカルからこのブログに転載しておきます。
パッケージ取得の前準備
JenkinsはUbuntuのデフォルトのソースリストに含まれてません(商標がフリーじゃないHudsonからフォークしてるから?)。
このため普通にapt-get install しただけでは最新版※1のJenkinsはインストールできず、いくつか多くの手順が必要となりますのでここにまとめます。
・apt-keyの追加
パッケージダウンロード用の公開鍵の取得です。
wgetコマンドで公開鍵をダウンロードしてきて、パイプによりapt-keyに内容を渡し、システムに公開鍵をインストールしています。
wget -q -O - http://pkg.jenkins-ci.org/debian/jenkins-ci.org.key | sudo apt-key add -
末尾のハイフンを忘れがちなので気を付けてください。
・ソースコードの取得先を追加
任意のエディタにより、以下のファイル※2にソースファイル取得先のアドレスを追加します。
/etc/apt/sources.list
末尾に以下の行を追加します。
deb http://pkg.jenkins-ci.org/debian binary/
debパッケージをURLからとってくるといった感じです。
ちなみにですが、このURLをブラウザから参照すると、ここに書いてある内容が丸々英語で読めます。
こんな内容を諳んじられる知識が私にも合ったら技術者ライフももう少し楽しかったんでしょうねw
インストール
追加したURLからパッケージを取得する設定の反映
sudo apt-get update
追加したURLからパッケージを取得しインストール
sudo apt-get install jenkins
本文より長い余談:
※1 ”最新版”と書いたのは、Ubuntuインストール時に[サードパーティのソフトウェアをインストールする]をチェックしていると、旧版のJenkinsがapt-getに引っかかる。さらっと書いてはいるものの、この旧版のJenkinsがインストールできてしまうというのは意外と落とし穴となったりします。
というのも旧版のJenkinsが既にインストールされていた場合、最新版をインストールする際にいくつかのパッケージが競合してインストールが失敗してしまいます。
これは自動的にアップデートされるものではなく、インストールする際には一度既にインストールされているJenkinsをいちいちapt-get removeで消してからインストールしないといけないことになります。
私はこれに引っかかってとてもイラッっとしてしまったので、余談として書いておきます。
※2020年追記:という余談も今のUbuntu 18.04LTSではそんなこと気にする必要なくなりました、ただ入れればいいだけです。
※2 このファイルはapt-getがソフトウェアパッケージを取得する際の、取得元のURLを記述したファイルです。
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